ED(勃起不全)になる原因

ED [勃起不全]

ED(勃起不全)になる原因

ED(勃起不全)は男性からすれば大変な問題と言えます。性欲の解消が不可能となるのはもちろん、パートナーとの関係にヒビが入ったり、男性機能に対する自信が低下したりする可能性も高いでしょう。

EDの原因は多種多様です。
普段の生活の中でよく起こる問題以外に、予想もしなかった事を引き金にして発生する場合もあります。

ですが、既にEDになってしまった人もEDが疑われる人も、焦らなくて大丈夫です。
普段の生活や今までに経験した事をチェックして、身に覚えがあるかどうか確かめてみてください。
勃起しない原因が明らかになれば、それをなくす事によってEDを治せる見込みは充分にあります。

普段の生活で受けるストレスの蓄積

メンタル的な要因は、EDの原因として真っ先に考えられるものです。
「生活環境に対する心配、焦燥」「人間関係がもたらすメンタル面の疲れ」「働く上でのストレス」などが具体的な要因です。
どれも、どんな人でも普段の生活の中で体感しているものでしょう。

性に関する心配事、例えば「性行為経験の乏しさ」や「性的コンプレックス」なども、EDの引き金になりうる精神的苦痛です。
その中でもメンタル面の疲れやストレスは、現代においては最も注意すべきものです。

今の社会にはあちこちにストレスの原因が潜んでおり、メンタル的な負荷がかかりやすいと言われています。
ストレスやメンタル面の疲れはひとりでに消える場合がありますが、「自分なりのやり方で息抜きする」「睡眠をたくさんとる」などの行動をして意識的に発散する事も可能です。

ですが周囲の環境によって常に精神的ストレスにさらされているような人は、上手く発散できないままにEDの症状が出てしまう事があります。例えば勤務先でいつも上司から過剰な仕事量を割り当てられている場合、メンタル的な疲れがどんどん溜まっていくのは明白です。客人や取引先を接待する際にはいつも以上の気配りが必要なため、これもまたストレスになるでしょう。

また、苦手な人が同じ職場の中にいるならば、その人と毎日顔を合わせるだけでもストレスを感じる事になります。
以上の事から、ただ毎日仕事をするというだけで数多くの負荷にさらされている人もたくさんいると思います。
メンタル面から来るEDが起こるのは、神経の均衡が崩壊したのが原因とされているのです。

急に大きなストレスを感じたり、ストレスが溜まった状態が慢性化していたりすると、交感神経・副交感神経間の均衡が崩れます。勃起現象を主に司るのは、副交感神経です。

副交感神経が優位になり活発化すると、勃起状態へ滑らかに移行します。ですが不安や緊張といったストレスにさらされると均衡が崩れてしまい、副交感神経よりも優位となった交感神経が強く作用する事になります。

すなわち、大きなストレスにさらされていたりストレスが慢性化していたりすると、性的刺激を感じても副交感神経が活性化しないため、思うように勃起状態を保てなくなる、というのが基本的な仕組みです。

過去に受けたトラウマやコンプレックスによる原因

深層心理というゾーンが、人間の意識の中に存在します。

これは無意識の内に作用するため、意識的には抑制できない心理です。
また、自覚する事もまずできません。深層心理を構成しているのは主に「幼児期の不快な体験」「昔の重大なトラウマ」などの否定的な記憶だと言われます。

深層心理は自覚が困難なために気付くのも難しいのですが、実はEDの原因の1つでもあるのです。
とりわけ、深層心理の中でも性的なもの、例えば「性的暴行の被害を受けた」「以前性行為中に重大な失態を演じた」といった事柄が勃起不全の引き金となる場合も多いとされます。

EDの原因として頻繁に挙げられるのが、生活習慣病とメンタル的なストレスです。

場合によってはこうした肉体的・メンタル的要因が複合してEDを引き起こしていますので、記憶に留めておいてください。

「最初に肉体的な問題からEDを発症し、そのせいで焦燥感やストレスにさらされ、症状が深刻化する」というケースが非常に多く見られます。
動脈硬化からEDになると、充足感のあるセックスをパートナーと行えなくなります。

自分の欲求を解消できなくなるだけでなく、パートナーに不満を抱かせてしまった事に焦ったり不安になったりもするでしょう。
そうすると強いストレスのせいで神経のバランスが崩れて、元々は動脈硬化で血の巡りが悪くなった事で発症したEDがより深刻化するわけです。

思い込みもEDの大きな原因になり得る

時にEDは患者の強力な思い込みで引き起こされます。糖尿病を始めとした生活習慣病にかかっている人は、健康な人と比べてEDになる危険性が高いと考えられています。

ですが生活習慣病が必ずしもEDを引き起こすわけではありません。
それでも中には、生活習慣病になると必ずEDを併発する、と思い込む人が存在します。
こうした思い込みから重大なストレスや不安を抱える事になり、実際にEDになってしまうケースもあるのです。まさしく「病は気から」の言葉通りです。

自分で自分を追いつめてしまわないためにも、深く思い込みすぎるのはやめましょう。

ストレスが体に影響してなるEDもある

EDの直接の原因にはならない病気でも、それによって精神の均衡が崩れればEDの引き金となる事もあり得ます。例えば重い病気にかかって長期の入院を強いられたとします。

すると色々と後ろ向きな感情が湧いてくる事もあるでしょう。
それは入院によって自分の職場に長い間穴を空けてしまう事に対する罪悪感、焦燥感、さらに治療や手術を無事に終えられるかどうかという不安などです。
それに治療や手術とその後のリハビリ生活の中でメンタル的に苦しい経験をする可能性もあります。

こうしたメンタル面への負荷が重大なストレスに変化し、EDを引き起こす事も考えられるでしょう。

肉体的・メンタル的な要因が複合してEDを引き起こしているのなら、ほとんどの場合は肉体的要因が引き金になっています。
ケガや病気を治してメンタル面への負荷を軽くすれば、メンタル的要因が起こすEDも治せる確率が高くなります。